2018-08-22
関東地方在住の10代女性患者様は、風邪薬で、円形脱毛症を発症し、近所の皮膚科の治療を受けました。そこで、脱毛する薬であるフェキソフェナジンを投与され、円形脱毛症は悪化しました。困り果てて、当クリニックを受診され、IGF-Iを増やす治療を、カプサイシン、イソフラボン、タキシフォリン、そして大量のセファランチンで開始しました。治療2ヵ月を過ぎて、後頭部から頭頂部にかけて毛が増えてきました(写真)。お母様も、ほっとされていました。皮膚科の治療は、円形脱毛症を悪くしてしまいました。皮膚科で処方される、抗ヒスタミン剤は、円形脱毛症を悪くします。注意しましょう。