2018-08-08
東北地方から、来院された50代女性患者様は、25年前に円形脱毛症を発症し、その後の皮膚科治療が無効で、とうとう全身の毛を失う汎発性脱毛にまで悪化しました。その間、長い間、花粉症治療薬であるアレグラを毎年春に服用していました。おそらく、この薬が、悪化の原因でしょう。すぐに、カプサイシン、イソフラボン、タキシフォリン、、そして大量のセファランチンでIGF-Iを増やす治療を始めると、1ヵ月で、毛穴が黒く目立ってきて、広い範囲に産毛が生えてきました(写真)。知覚神経を刺激する治療で、頭皮の状態が良くなると、頭皮の知覚神経が敏感になり、IGF-Iが増えますが、同時に、頭皮が痒くなります。痒くなっても、心配はいりません。治療効果の表われです。これまでは、不治の病であった、汎発性脱毛も、IGF-Iを増やす治療で、改善します。