2018-07-03
中国地方にお住まいの20代女性患者様は、幼少時に円形脱毛症を起こした既往がありました。その後、小康状態で経過していましたが、花粉症があり、毎日アレグラを服用して、その約1ヵ月後に円形脱毛症が増悪し、頭髪のほとんどを失う、全頭脱毛にまで悪化しました。当クリニックの遠隔診療を、最初から受けられ、発症の経過をお聞きし、写真を送って頂き、サプリメントとセファランチン大量によるIGF-Iを増やす治療を開始しました。治療開始後、順調に毛が生えてきましたが、脱毛する薬、ロキソニンを飲んでしまい、一部脱毛しましたが、セファランチンを最大量まで増やして、再発を乗り越え、治療5ヵ月後には、順調に改善してきています(写真)。IGF-Iを増やす治療中でも、ストレスや薬により、再発することがありますが、セファランチンを最大量にして対処すると、再発も数ヶ月で治まり、また、改善してきます。