2018-06-11
IGF-Iを増やす治療は、カプサイシンやイソフラボンによる、頭皮を含めて、全身の知覚神経を敏感にする治療です。その結果、効果が表われ始めると(つまり、毛が生えてくると)、頭皮が痒くなります。関東地方から、遠隔診療を受けられている30代女性の患者様は、10歳で、円形脱毛症を発症、その後、皮膚科治療を受けましたが、効果なく、徐々に悪化しました。眼の痒みがあり、ロートCキューブという脱毛させる成分の入った目薬を、毎日、使用しているうちに、全身の毛が抜けてしまう、汎発性脱毛にまで、悪化してしまいました。名古屋Kクリニックに来院され、IGF-Iを増やす治療をサプリメントと大量のセファランチンで行うと、治療2ヵ月目で、以下のような、お便りを頂きました。”白い産毛が全体に生えてきている他2mmくらいの黒い毛が全体的に増えてきました。前頭~頭頂にかけてが顕著。眉毛あたりの毛穴も目立ってきた他、おそらく睫毛があるあたりの毛穴が膨らんできました。頭全体が痒いです。” 写真にあるように、頭皮の毛穴は、明らかに、黒く目立ってきています。この痒みは、心配する必要はありません。赤ちゃんも歯が生える時に、歯茎が痒くなるのも、同じメカニズムです。