2018-06-06
10代男性患者様は、幼稚園時代に円形脱毛症を初発しました。これは、自然治癒したのですが、その後、肺炎で、解熱剤を投与されて再発しました。その後は、皮膚科治療で効果がなく、花粉症の治療でエピナスチン(脱毛させる抗ヒスタミン剤)を処方されて、さらに、円形脱毛症が悪化して、名古屋Kクリニックに来院されました。IGF-Iを増やす、カプサイシン、イソフラボンなどのサプリメントと大量のセファランチンの服用で、飲み始めて1,2日は、カプサイシンによる、胃の刺激症状がありましたが、それ以降は、なくなり、服用開始から、14日後には、後頭部の脱毛している部分に残っていた毛が、明らかに太くなっていることが確認されました(写真)。IGF-Iを増やす治療では、まず、抜けていない毛が、太くなり、コシがでるなどの毛質の改善が見られ、1ヵ月後くらいから、早い方は、産毛が生えてきます。カプサイシンが、規定量飲めることが、効果の発現には、重要です。