2018-05-23
円形脱毛症では、爪に横方向の溝ができます。30代女性患者様は、円形脱毛症発症後、皮膚科治療が無効で、さらに、脱毛成分が入った育毛剤イクオスを使用して、悪化し、名古屋Kクリニックに来院されました。カプサイシン、イソフラボン、タキシフォリン、さらに大量のセファランチンを使って、IGF-Iを増やす治療を開始すると、改善しはじめ、治療7ヵ月目には、明らかな改善が見られました(写真)。カプサイシンによる、胃の刺激症状も強くなく、スムーズに飲めたそうです。そして、脱毛症が改善すると、発症当時からあった、爪の凸凹も良くなりました。IGF-Iは、育毛効果以外にも、爪を伸ばす作用もあり、IGF-Iが増えることで、自己免疫、脱毛、そして爪の異常も改善されたと考えられます。