2018-04-16
愛知県外から通院されている60代男性患者様は、癌ではありませんが、免疫を高める治療を受け、その副作用で、円形脱毛症を発症しました。現在、癌免疫を高める治療薬である、オブジーボという薬でも、副作用として、円形脱毛症などの自己免疫疾患が起こることが知られています。この患者様は、まず、近くの皮膚科を受診されましたが、治るべくもなく、地元の国立大学医学部附属病院の皮膚科で、ステロイドのパルス治療も受けました。これでも、治るはずもありません。困り果てて、当クリニックに来院されました。IGF-Iを増やす治療を開し、14日目に、少し生えていた白い毛が増え、また、数カ所に黒い産毛が、もう生えてきました(写真)。皮膚科の治療が、何をやっても無効だったのですが、このように早く治療効果が確認され、おそらく、今後は、速やかな改善がみられるでしょう。重症の円形脱毛症で、お悩みの方は、是非、当クリニックまで、お問合せ下さい。