2018-03-30
もう笑うしかありません。この患者様は、円形脱毛症を発症し、東京都内のある私立医大病院の皮膚科を受診しました。そこのお医者さんは、大学病院の治療よりは、市販の育毛剤である”リアップ”(テレビCMでも、おなじみですね!)の方が良いと言ったそうです。そんなものが、全頭脱毛に効くわけもありません。さぞかし、ご両親は、脱力されたことでしょう。この大学には、皮膚科学会の円形脱毛症診療ガイドラインを作った中心人物がいます。困り果てて、名古屋Kクリニックに来院され、IGF-Iを増やす治療を開始すると、治療1ヵ月後に、白い産毛が増え。治療2ヵ月後には、写真にお示しするように、黒い産毛が、前頭部と後頭部に、もう生えてきました。リアップの方が、大学病院の、円形脱毛症診療ガイドラインに沿った治療よりも、勧められるなんて、驚きの対応です。こんなものです、皮膚科での円形脱毛症治療は。