2018-03-06
重症円形脱毛症は、難治の病気です。皮膚科に行っても治りません。しかし、名古屋Kクリニックでの、IGF-Iを増やす治療で、容易に治る場合が少なくありません。ところが、あまりにも、改善が早く、そのため、患者さんが、自己判断で、治ったと思い、治療を中断することがあります。ここからが、本来、難治の円形脱毛症を引き起こす悪いリンパ球の逆襲が始まります。すなわち、ひどい再発が起こるのです。写真は、40代男性の全頭脱毛の患者様の頭部写真です。IGF-Iを増やす治療後、14日目から産毛が生え、2ヵ月後には、明らかな改善が、そして、治療1年6ヶ月後には、もうすぐ完治まで行きました。ここで、もう治ったと思われ、治療を中断しました。その10ヵ月後に、再発。今度は、同じ治療2ヵ月でも、増悪を抑えきれませんでした。難治性疾患の治療は、大変です。完治して、薬を減量して。再発がないことを確認して、治療を中止しましょう。