2017-11-07
20代女性の患者様は、家庭内のストレスと生理痛で服用していたイブAによって、円形脱毛症を発症しました。5年間、近所の2カ所の皮膚科で、いろいろな治療を受けましたが、治らず、名古屋Kクリニックに来院されました。IGF-Iを増やす治療を行うと、14日後には、写真にみられるように、産毛が増えてきました。もともと産毛は、少し生えており、頭皮の状態は良かったことが幸いでした。皮膚科の中には、脱毛するフェキソフェナジン(アレグラという商品名の薬もあり)を、円形脱毛症の治療に使用することもあり、そのような場合、増悪し、IGF-Iを増やす治療でも、改善に時間がかかります。このような脱毛する薬を処方されている患者さんは、早く服用を中止して下さい。そして、効果的な治療を受けられることをお勧めします。